原発の基本的な事実を列挙しておこう。
- 日本には全部で54基の原発がある
- 福井県若狭湾に15基の原発が集中している
- 2013年、12月20日現在、国内の原発は1基も稼働していない
- 日本のプルトニウム保有数は約45トン
- 高レベル放射性廃棄物の最終処分場は未定であり、完全に安全な保管の仕方は分かっていない
- 廃炉が正式に決定しているのは、福島第一原発1~4号機、2013年12月18日に5号機、6号機も廃炉が決定
- 政府は、中間貯蔵施設を福島第一原発周辺(大熊町、双葉町、楢葉町)に建設することを決定。ただし、福島第一原発事故で出た福島県内の汚染土などに限定される。他の原発ゴミは該当しない
- 除染はどれほど効果があるのかはっきりとしたことは分かっていない
- 年間被ばく線量は1mシーベルトか20mシーベルトに抑えるべきという意見があるが、人体に与えるリスクは分かっていない
- 福島第一原発廃炉の作業員は1日3000人で、今も求人募集が行われている
原発は「分からない」ことが多すぎます。現在の科学ではリスクが特定できないのです。