今の日本社会の衰退・閉鎖性を象徴するニュースだと思います。
道路標識に落書きのようなシールを貼ったとして、京都府警川端署は25日、道交法違反(標識損壊)の疑いで、イタリア・フィレンツェ在住の接客業の日本人女性(43)を書類送検した。
川端署によると「外国ではアートと認められているが、(シールを貼ることによって)標識の効力を害することは認識していた」と容疑を認めている。
送検容疑は昨年12月31日午前1時25分ごろ、内縁関係にあるフランス国籍の自称芸術家の男性(48)と共謀し、京都市左京区内の進入禁止の道路標識に黒色の人の形をしたシールを貼って交通の危険を生じさせた疑い。
道路標識にシール、書類送検 道交法違反容疑で43歳女性:社会:中日新聞(CHUNICHI Web)
社会に隙間を許す余裕がないですね。また、「内縁関係にあるフランス国籍の自称芸術家の男性」と伝えている部分も多様化した現実を認めようとしない、もしくは変化に対応できていないと言えます。
自分の頭と体を意識的に柔らかくしておかないといけないなと思ったニュースでした。