百姓日記

百姓をやるために田舎で生活しています。

食べたいときに食べればいい

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朝起きるとその日の体調がなんとなくわかる。「あ、今日は体が軽いな」「今日はなんかだるいな」とか。体調がいいときは結構意欲的にその日を過ごすことができる。体調が良くない日は何をしてもあまりうまくいかない。体が発するサインはとても大事で、そのサインを無視して無理に動いてしまうと、壊れる。うつ病は典型例で体と心が休息を求めているわけだから、毎日寝ることが必要。

食事もそうだと思う。毎日3食バランスよく食べる必要はなくて、自分が食べたくなったときに食べればいいだけ。食べたいときに食べるとストレスはないし、食べ過ぎることもない。(たまに食べ過ぎることもあるけど)しかし実際は、日々の色々なことに追われてシンプルに生きれない人が多い。忙しすぎると自分の体が出すサインに気づかない。忙しいことそのものに価値を見出す人もいるけど、暇な時間がないと考える時間が取れない。考える時間がないと自分のものさしが何なのかわからず、世間や他人の価値観に振り回される。みんながバラバラで個人の生き方の自由を尊重する社会ではキツイと思う。

僕は、海外を放浪することを頻繁にしていたけど、最近は海外どころか国内も旅行する気にならない。体と心が全く欲していなくて、いまは同じ場所で生活するほうがいい。昔では考えられないけど、30歳前になり歳をとったということだろう。すこし驚く変化だけど、自分がやりたくないんだからやらなくていい。そうすると、余計な情報に振り回されない。自分には不相応な物をもらったりしたときは、そっと手放して誰かに還元する。日々表れる我執も。

自分の型みたいなのができて、昔に比べてすこしはマシになってきたと思う。

春はそこまできている。