百姓日記

百姓をやるために田舎で生活しています。

田舎の時給1000円

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<時給が上がっている>

労働人口が減少しているからあっちこっちで人手不足になっているそう。まともに労働したことないんでよく知らないけど。

確かに、サービス業に従事している人や経営者と話すと「人が足りなさすぎる、募集かけても全然人が集まらない」と言っている。人が足りているのにはあったことないな。

ひさびさにだるすぎるんだけど金銭労働をやろうと思って、顔が広い運送業の知り合いに「なんかバイトない?」と聞くと、

「うちは事務員足りん。時給750円やから誰も応募してこん」と言ってきたので「事務員むいてないから他にないん?」と聞き返すと

「早朝の荷詰めあるよ。去年まで時給900円やったけど今年から上がって1000円でるよ」と言われた。

彼いわく時給1000円くらいにしないと誰もこないらしい。田舎は都会よりさらに人がいないから、とりあえず動けてフラフラしているようなヤツでも仕事を選んで決めれる。

競合相手はチェーン店で、ほっともっとが時給1000円らしい。弁当屋と運送業って全然関係ない職業でも人材を獲得レースでは同じ土俵になるそうだ。

だから、時給が最低賃金を下回るクソ安い仕事は必然的に人が超絶足りなくて、潰れるのは時間の問題になっている。小さな田舎なんでどこかは言わないけどそういう場所はある。

農業だと夏になるから果樹・野菜とも収穫で人が短期で必要になる。どこも人が足りないから家族・親戚で回せる範囲でしか作付けしてないところが増えている。人が足りないよりも人件費を払いたくないのが理由みたいだけど。(そういうところは近いうちにだいたい破綻する)

<高い仕事ばっかりじゃよくない>

「最低賃金を上げろ!!」「正規と非正規雇用の格差をなくせ!」「高度プロフェッショナル制度は労働者を奴隷にする!」と主張しなくても、人が足りないから勝手に時給は上がっているし、被雇用者を搾取するようなブラック企業は淘汰されていっている。

ただ時給が上がりすぎるのも困るなと。時給高くなって一日中スマホしてボケーとして適当に終わるようなのは多分無理でしょ。クソ安い仕事でも高級レストラン並のサービスを求めてくるのが現状なのに、これ以上上がったら社会不適合者が働く場所がなくなってしまう。

誰しもが社会に居場所があるのが理想だとすると、一律に賃金が上がって求められる技術・サービスが高いよりも、安くていいからぼちぼちでやれる場所もあったほうがいい。

<ひさびさ働くか・・・>

上に書いたように運送業の知り合いかのバイトは7月からはお盆まであって人を探しているので、行ってみようかな。気が向いたら。

農作業のバイト、ほおずきの収穫は行くことが決定している。*1それは時給1500円。昨年まではシルバー人材センターに頼んでいたそうだけど、みんなおじいちゃんすぎて動けなくなったから回ってきた。田舎の人手不足ヤバ。農業は流行りのブルーオーシャンですよ。。。

なんにせよ働くのはマジでだるいから、今のうちにニート生活を満喫しておこう。

労働嫌だな。

 

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 これに入ってのんびりしたい。

 

*1:お盆に田舎に帰省したらあるオレンジ色をした柿みたいなやつ