百姓日記

百姓をやるために田舎で生活しています。

子供のいない社会

地球上に存在する動物で若い個体が減少し古い個体が増加しているのはヒトだけだ。世界的には若い人口も増加し長生きができる状態になっているが、日本は若い人口が減り続け老人は増え続けている。誰も経験したことがない未知の領域だ。特に田舎は顕著だ。

高齢化社会をどう生きるか?という問題の前に、子供がいない社会をどう考えるかのほうが大事だと思う。子供は未来そのものだからだ。子供がいなければ間違いなく人は消滅する。

私の場合子供を産み育てることができる相手がいても現状では子供をつくる選択はしない。経済的に子供を育てる環境になく、まだ自分自身の活動が最優先だから。子供は欲しいと思うけど、今の状況では無理だ。子供は欲しいけどつくれないという人は多い。不妊、金銭、仕事、自分自身のことなど理由は様々だ。しかし子供が欲しいと思っても産めない環境はなにかおかしい。動物は次世代に子孫を残すために必死になる。自分の住む近くで1ヶ月前からオス鹿の求愛の声がする。何回も鳴いているのを聞くと悲しくなる。「このオスは子孫を残せないんだな」と。

田舎にいると子供の声はたまに聞くだけだ。本当にたまにしか聞かない。統計をみても子供の数は減り続けており増える兆候は皆無だ。私は子供がいない社会は消滅する運命にあると思っている。自覚しながら自分自身の活動を続ける。大きな問題があっても自分の器できることしかできないが、自分にできることで十分なのだと思う。