百姓日記

百姓をやるために田舎で生活しています。

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

確実な成長

2月から育苗したナスを定植した。温床もしくは温熱器がないこともあって「ヒョロ苗」になってしまった。ナス専業農家がみたら使えない苗やな!と絶対言われてしまう。バカ苗!じゃないかと。(ダメな苗のことをバカ苗と本当に言う) 一番花がつくまで育苗し…

どうしようもなくなったら…

リスクのない人生なんて存在しないと思うけど、なんちゃって新規就農で農業というバクチをやっているので明日のことはどうなるかわからない。農業する前からも「怠けもの」「既存の社会に適応できない不適合者」だったから日本のシステムから逸脱して生きて…

ハッピーの基準

「儲かることをしないと意味がないぞ」ちょくちょく話すおじいちゃんに言われた。今の高齢者たちは99%お金がたくさんあることが幸せだと信じている。戦争経験したり極度の貧困を経験してきた人が多い世代だからお金がないと生きていけないと思うのは理解でき…

都市と田舎の教育格差より個人の情報格差

有名私立中学、高校はだいたい都市部にあって親は入学させるために小学校の段階からお受験勉強をさせる。理由はシンプルで有名中学や高校に入学すれば頭のいい連中に囲まれるから将来的にいい生活を過ごせる可能性が高まるから。裕福な親ほど子どもに投資を…

久しぶりの雨、AIが仕事を奪っても…

2週間ぶりにまとまった雨が降った。畑がカラカラでトラクターかけると砂埃がすごかった。夏野菜を定植してから快晴で暑い日が続いていたのでありがたい。この雨で活着するだろう。雨は偉大だな。灌水しても雨と同じ量をあげることはできない。自然のバランス…

動きたい、動きたくない

好きで農業を始めたわけではなく、自分で食べていくために何かないか探していた過程で運よく就農できた。やってみて身体はキツイし休みという休みはないけど自分で一日をコントロールでき畑で野菜を育て売る行為は向いることがわかった。 ただ、一つ悩んでい…

合わない人がいたら

気が合わない人は誰でもいると思うんだけど、みなさんはどう対処しているのでしょうか。僕はどうしても顔を合わせないといけないとき以外は意図して会わないようにしています。世の中の多くの人は我慢してその場しのぎで場をやり過ごしてうまくやっているの…

計画は必ず変わる

昨年末に今年度の作付計画を練った。夏野菜をつくろうと思ったら半年前から準備しないと間に合わない。夏野菜が終わったあとのことも考えておかないと冬野菜ができなくなっちゃう。計画は細かく決めたものもあれば大まかに決めたこともある。大事なのはどち…

労働と世界

極端ですな。冬の間はクマのように家に籠もり、春の訪れとともに動き出す。現代人の生活スタイルとかけ離れている。 もともと朝型人間なので早起きすることは得意で、早寝早起きするだけで気分がいい。たまに夜遅くまで飲んだときの翌日は1日が潰れる。もっ…

批評家が多すぎる

自分の周りには、何かしようとしている人、何かをしている人がいて、成功しているのはごくわずかでほとんど失敗をしている。失敗して心が折れそうになっても糧にして前へ進む人、違うことへ挑戦する人、何もせず嵐が過ぎ去るのを待っている人と失敗への対処…

寄付は気軽にできる社会貢献

NPO、政治家、NGOなどどれか一つでいいから寄付をしたことがある人はどれくらいいるのだろう。最近はクラウドファンディングやポルカで興味のあるプロジェクトに寄付する人が増えてきているとはいえ全体としてはまだ少ない。 newswitch.jp 11位以降は、英国…

何もしない

暖かくなってやることが日々ある。朝はやく起きて昼過ぎまで休憩なしで作業するから体がきつい。休んでやるよりも早く終わらせたい。ダラダラやると余計きつくなる。 寒い時期は何もせず家でゴロゴロしていた。本当に何もないから何もしない。ご飯を食べてこ…

畑を細々動いて疲れた

関東は雪みたいですね。秩父の映像みたら粉雪じゃなくてガッツリ雪が降り積もっていたので驚いた。農家が心配。育苗中の夏野菜は保温しないといけないし、畑に定植している苗はトンネルしてもダメになるやつがでてくるだろうし。今年も気象の変化に悩まされ…

人生の段階

10年前と今の僕では考えていること生き方まるで違う。すべての状況は変化するので自然なことだ。過去から学ぶことは何だろうか?「昔に戻りたいか?」と質問されたら間違いなくいいえ、と答える。過去は過去であって重要なのは今ここにいること。過去を美化…

破綻国家ベネズエラの状況をみて思うこと

ベネズエラに入国して取材した記事をみた。 www3.nhk.or.jp 多くの人が、まともに生活できなくなっている中、ある一角だけは、明かりが照らされ、着飾った人々が高級車で乗りつけていました。カラカスの中心部、富裕層の人たちが暮らす地域にある、スーパー…

畑モード

昨日から一気に暖かくなった。朝晩の寒さも弱まり本格的な春を感じられる。畑は冬場に育苗していた苗たちを定植するようになっていると同時に種をまいて育苗もしているので、畑も本格的に動き始めている。 昨年のこの時期は佐伯市に引っ越し新しい生活を始め…

5年で人がいなくなる

田舎でも山しかないど田舎に住んでいるわけですが、10年もせずに消滅することになりそうです。集落の人口は30人程度で、15歳〜65歳未満の生産年齢人口は自分も含めて3人しかいません。あとは75歳以上の高齢者でほとんど80歳を超えています。国は7…

労働者、あいつとは付き合うな

労働は辛い 本格的に労働がスタートしました。下準備は1月からしたので本準備というところかな。なまっていた体にムチを打って朝からせっせと畝をつくる。昨日霜が降りて明日も0度予想なので多分霜がふる。明後日からは遅霜がふることはなさそうなので夏野…

何をしていいかわからないから労働

定年退職して新生活を迎えている中高年たちは何をしているだろう。働かずに自分のやりたいことややるべきことがある人はどれくらいいるだろう。 時間と金があるのに再就職して働く中高年は結構いるそう。給与は半分になっても働くんだから不思議でならない。…