百姓日記

百姓をやるために田舎で生活しています。

畑モード

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昨日から一気に暖かくなった。朝晩の寒さも弱まり本格的な春を感じられる。畑は冬場に育苗していた苗たちを定植するようになっていると同時に種をまいて育苗もしているので、畑も本格的に動き始めている。

昨年のこの時期は佐伯市に引っ越し新しい生活を始めていた。海に行って釣りをして遊んで合間で畑をしていた。ほとんど労働はせずに遊びまくっていたから今年とはやっていることが全然違う。畑をやると畑が気になって他のことは二の次になる。どっぷり畑に浸かる感じだ。世の中の変化はどうでもよくなるし、どう変わっても俺は俺で対応しながらやっていくと思っている。

畑モードになっているとはいえ、畑しか知らない人にはなりたくない。旅に出てみたことのないものをみたいし、自分が知らないことを知りたい。畑をすると人に会わないことが増えるので、意識的に人に会うようにしている。まあ、無理をして誰かと話したいような性格ではないんで、なんとか交流会とか人が集まる場所に積極的に行くことはない。たまに会って交流を深めればそれでいい。

ゴールデンウィークは過去最大の旅行者になるそうで、レジャー施設に行けば人、人、人の山になってそう。農家は田んぼがある人は田植え、畑がある人は植え付けなどちょうど労働しないと行けない時期だから旅行に行ってイェーイ!とはできない。わざわざ人が多い時期に動かなくていいのは利点。伝統的な農家の子どもはGW明けに学校で先生から「GWはどこに遊びに行きましたか?」と聞かれるのが嫌だった思い出だと聞く。どこにも行けないのがわかっているのにどうしてみんなの前で言うのかと腹が立っていたそうだ。どうしても行けない時期だからどうしようもない。農家がたくさんいる学校なら聞かないだろうが(2019年にはごく少数だろう)農業人口いなくて余暇が増えた現代では先生が子どもに聞くのは仕方ない。

今日はナスとトマトの準備します。それでは。

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