百姓日記

百姓をやるために田舎で生活しています。

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

食っていければそれでいい

僕は、おじいちゃん・おばあちゃん、お父さん・お母さんの代から農業を生業としてきて受け継いだ伝統的農家とは土俵が違いすぎる。機械を所有し販路を持ち人的ネットワークを持ち目に見えない資本まで持つ状態から始められる。何も持たない新規就農者がその…

なすの生育、ようやく梅雨入り

2月に播種したナスたちの収穫をしている。4本仕立てにしているので花がたくさん咲いている。毎日追肥もしているので一つの花に2つ、多いときは4つ咲いているときもある。これから収量はさらに増えていくことになる。 育苗のときに電熱や温床を使わず「ひ…

高齢者のフィリピン移住

若者、中高年にとっても生きづらい日本社会。高齢者も同じように老後に対する不安や寂しさを抱えている。若い人の間では海外移住することは当たり前になってきている。日本の衰退は止まらず経済的没落が続いている状況では、今後も増えていくことになるのは…

移動する若者、適当に融通

活気がある世界 久しぶりにハブ空港に行ってきた。空港は多様な人たちが世界中どこかの目的地に行くために一時的に集まる。その雰囲気を味わうだけでも旅に充足感を与えてくれる。 shenzhen行の飛行機は若者でいっぱいだった。年配の人は1割もいない。若い人…

優しいサラリーマン

コンビニでパンと水を買おうとしてレジに並んでいた。外国人がお金を出すのに時間がかかって前にいた女の子がイライラしているのが伝わってきて嫌だった。 2分くらい並んで番が回ってきて、水とパンをレジカウンターに置こうとしたとき、財布を落としてしま…

農業をする人が減るのは必然

農業に携わって日は浅いものの農業人口が増えることはないなと思っている。産業構造が変わって第一次産業の人手は大幅に減少したことは除いても、増えることは考えにくい。 基本的に農業は田舎ですることになる。都市に隣接した農家はそれほど多くない。田舎…

恩恵がないのに安倍政権を支持する人たち

貧困層、中間層、若者が安倍政権を支持する理由は何一つないんだが、2012年の首相復帰以来高支持率を維持している。妄信的に支持する層はアレだから別として、「他に適当な人がいないから」「就職が好調だから」といった理由で支持をする人たちは自分た…

田舎は夏が1番

湿気が多少あって風が心地よく、田んぼに稲が植わり田園風景が広がっている田舎。自転車でブラっと走ると「生きるって素晴らしい」と思えてくる田舎の夏。 僕は夏の田舎が大好きだ。自分も含めてすべてが躍動しているように感じる。農作業をすると心地よさは…