百姓日記

百姓をやるために田舎で生活しています。

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

異常気象は普通気象に

九州南部が梅雨入りした。北部も例年通り来週には梅雨を迎えることになるだろう。ここ数年梅雨の間の異常な大雨が状態化して全国各地で災害が発生している。農業に従事している身としては作物が何事もなく育ってくれることを祈るのみ。1時間で100ミリ降…

迷いと決断について

はてなの「【特別お題】迷い、決断したことは?」をみて、自分の迷い、決断について書くことにした。僕はお題にエントリーしなかったけど、20万円がもらえるそうなので興味がある人は投稿してみたらどうでしょうか。 超人、非凡な人に迷いがあるのかどうか…

置き去りにされた人々

「置き去りにされる人々」は村上龍のエッセイ、『すべての男は消耗品である』に掲載され、2007年に幻冬舎から出版されている。 置き去りにされる人びと―すべての男は消耗品である。〈Vol.7〉 (幻冬舎文庫) 作者: 村上龍 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日:…

ヒューマニズムより金と権限

2012年の夏だったと思う。僕は東日本大震災の被災地を巡る旅をしていた。陸前高田、女川、大船渡、釜石、気仙沼に行った。被災後1年以上経過していたせいかボランティアの数は思ったより少なく、復興のための重機と大型トラックが多かった。 各被災地を回っ…

葉面散布、ドローンで自動化

3日間続いた雨が終わり快晴となった。予報によると1週間晴天の日が続き日中の最高気温が30度になるそう。今年は朝晩の温度が低いせいか生育が遅いため気温が上昇するのはありがたい。 気温が上昇し日射量が増加するので、潅水量を増やさないといけない。…

グリーンカード申請について

アメリカの”Diversity immigrant viza”、通称「グリーンカード」を申請した。 jp.usembassy.gov travel.state.gov 申請したのは2年前の2017年の秋。海外移住についてネットサーフィンしていたときにみつけたのがきっかけ。「受かればラッキーだなー、い…

ガチで新規就農をする人を心から尊敬する

新規就農者は年々増えている。いわゆる農的な生き方に憧れてとか田舎暮らしをするための手段としてとか…理由は様々であれ、僕は親が農家じゃなく農業と縁のない生き方をしてきたにもかかわらず農業をやる人たちを心から尊敬している。 僕の場合農業をやりた…

給料めちゃくちゃ安いから働くわけない

東京や大阪だと最低賃金は1000円以下でも1000円以上出さないと人が集まらない。地方だと700円とかザラ。正社員でも25日働いて総支給額12万、手取り10万切る求人がほとんど。ネットでハローワークみたら給料の安さに絶望する。 とにかく給料が安すぎる。その…

みえないところが肝要

情報発信は誰でも簡単に無料でできる。一昔前ならできなかったことがコストゼロでできるようになったのは革命だ。 誰でも情報発信できるから情報そのものに価値がでてきた。儲かりますといって実態のない商品を売る情報商材が跋扈してきたのもインターネット…

今のうちに…

ほぼすべての定植作業を終えた。残っている苗は本数的にも大した量じゃないんで、来週火曜から雨が続くそうなのでその前の日に植える予定。 定植が終わったら潅水を中心とした管理作業になる。トマト、ナスといった果菜類は水管理と脇芽などの管理で質と量が…

誰でも1人になるかもしれない

田舎にいるから若い人と話すより年寄りと話すことが多い。年齢が上に行けば行くほど自分勝手で自分の主張をガンガン言ってくる。脈絡なくいきなり話すときもあるから個性的でそれなりにおもしろい。 先日農業つながりで知り合った70歳のおじいちゃんと話した…

非科学的な「治療行為」の影響力

ガンで亡くなった人が存命のときに強く印象に残っていることがある。人は死を目の前にすると藁にもすがることだ。「○○でガンは治る!」とエビデンスに乏しい本でも片っ端から読み漁る。あるときはアナグマの尻尾をすりつぶして粉にして小瓶に入れたものを1…

ようやく終わり

怒涛の定植が終わった。いやー、駆け抜けた1ヶ月。これで田んぼがあると思うと面倒だな。田んぼは機械に乗れば全行程終わるのでキツくないけど、水の管理や毎月ある草刈りがすごくダルいからやりたくない。タイミングがよければやるかな…。 まだゴールデンウ…

農作業など

夏野菜の植え付けがもうすぐ終わろとしている。4月は怒涛の日々で、耕うん、マルチ、種まき、定植、草刈りと毎日なんかしていてあっという間に終わった。この時期にがんばらないと夏野菜収穫できないからやるしかなかった。無事に終わりそうなので一安心。…