百姓日記

百姓をやるために田舎で生活しています。

異常気象は普通気象に

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九州南部が梅雨入りした。北部も例年通り来週には梅雨を迎えることになるだろう。ここ数年梅雨の間の異常な大雨が状態化して全国各地で災害が発生している。農業に従事している身としては作物が何事もなく育ってくれることを祈るのみ。1時間で100ミリ降る雨が続いたら人間にできることはなにもない。

もうここまで異常気象が続いたら異常ではない。今の突発的な大雨が普通の状態。基本的に土砂崩れを引き起こすような雨が降る前提で生活しないと。とくに、田舎は集落ごと孤立するのでスマホの充電に余裕があるようにして、ヤバくなる前に避難しないといけない。都市だと人が多くて安心感あるけど、田舎の場合人がいなくて若い男は貴重だからなんでもさせられる。9月くらいまで災害への備えはしてなくちゃいけないな。

まあ、備えても豪雨のときにできることは何もないのが現実だから、状況を受け入れてじっと雨が過ぎ去るのを待つしかない。

気候変動による災害リスクは欧米各国では問題の中心にある。日本だとまだ弱いが、間違いなく今のうちに対策しないと人類に多大な影響を与えることになる。台風が大型化し島が沈んでも地球は一向に困らない。僕ら人が消え去っても地球がなくなることはない。恐竜が一瞬で絶滅したのと同じだ。

4月〜5月と朝晩の低音が続いて夏野菜の生育が遅くなっていたのがようやくいい感じに成長しているので、何事もなく無事梅雨を乗り切りたいもんです。そうはいっても人にできることは何もないんで祈るだけ。人が最後にできることは祈ることなのは農を通じて学んだ。自然の前では無力で何もできないから祈る、農耕以降、神、天地、自然に祈ってきたのがよくわかる。

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