百姓日記

百姓をやるために田舎で生活しています。

寄付は気軽にできる社会貢献

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NPO、政治家、NGOなどどれか一つでいいから寄付をしたことがある人はどれくらいいるのだろう。最近はクラウドファンディングやポルカで興味のあるプロジェクトに寄付する人が増えてきているとはいえ全体としてはまだ少ない。

newswitch.jp

11位以降は、英国、シオラレオネ、マルタ、リベリア、アイスランド、タイ、イラン、ザンビア、ドイツ、ノルウェーの順。日本は111位だ。個別項目で見ると、金銭の寄付で46位、ボランティア活動で73位、人助けで135位だ。

  日米英3カ国の個人寄付総額(会費を含む)では、日本ファンドレージング協会「寄付白書2015」(2014年実績)によると、日本が7409億円であるのに対し、米国が約27兆3504億円、英国が約1兆8100億円と規模が違う。個人寄付総額の名目GDPに占める割合も、米国が1.5%、英国が0.6%なのに対し、日本は0.2%に過ぎない。

 内閣府の2013年度「市民の社会貢献に関する実態調査」によると、寄付額の分野別では、日米英とも宗教関係が多いようだ。日本では東日本大震災など大災害時には義援金が多くなるが、平時には寄付金額が落ちてしまう。

なぜ、日本の個人の寄付金総額は少ないのか。内閣府の上記調査は、寄付理由・寄付の妨げになる要因として、①寄付した相手は、赤い羽根共同募金・日本赤十字社が過半数を占める②社会の役に立ちたくて寄付をする人が多い一方、自分が支援したい団体などに対する寄付は少ない③情報不足や信頼度の低さ―をあげている。

 

日本人は寄付をしないのではなく普段は他者に対して施しをする文化がないだけで、災害で苦しんでいる人たちには積極的に寄付するようになっている。

「他人に迷惑をかけてはいけない」

「お金がないのは稼げないやつがわるい」

「貧困に社会の責任はない」

「生活保護を受けるのは社会のクズ」

自己責任論が未だに強いから平時に寄付をしないのは納得。災害については毎年多発するし自然のどうしようもない力によって被害を受けるから同情して寄付をするのもわかる。

上記の記事で世界寄付指数ランキングの1位はミャンマーだが、仏教徒が多く南方上座仏教で他者に施しをする文化が国民に根づいているため。

ヤンゴンに行ったときに寺院がいたるところにあってミャンマー人なら無料で休めて食事も食べられるのをみた。当たり前のように寺院があって当たり前のようにタダで休んでいたからミャンマー人にとってはごく自然なことだと思った。ちなみに外国人は入園料がかかるのでお忘れなく。

その社会の文化的背景があるから寄付が空気のようになるのは難しいだろう。ただ社会貢献をしたいとか自分が良いことをしていると感じられる最も手軽な行為は寄付だ。金額の大小は関係なくて、寄付をすることで誰かの助けになったり自分の住むところが少しだけよくなることが自己充足になる。

僕は今まで結構な寄付をしてきた。

 

3keys.jp

www.one.org

www.npomoyai.or.jp

ja.wfp.org

他にも個人のプロジェクト、政治家への寄付をしたことがある。寄付をして会報やありがとうございます!的な連絡が来ると嬉しい。それだけで満足しちゃう。

経済合理的にも寄付はいい。認定NPOに寄付すれば確定申告で寄付金控除ができて節税になる。資産がある人ほど寄付することで社会的評価を受け、節税になるから理にかなっている。

ネットのおかげで気軽に寄付できるようになったから寄付してみよう!振り込みだと手数料かかるからクレジットカードで払うようにするといいですよ。

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ミャンマーの寺院。ミャンマー人は無料で休み食事もできお祈りもできる