百姓日記

百姓をやるために田舎で生活しています。

ハッピーの基準

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「儲かることをしないと意味がないぞ」ちょくちょく話すおじいちゃんに言われた。今の高齢者たちは99%お金がたくさんあることが幸せだと信じている。戦争経験したり極度の貧困を経験してきた人が多い世代だからお金がないと生きていけないと思うのは理解できる。

僕らは生まれたときなら物が溢れ食べ物に困ったことはない。高齢者と僕らにあるギャップは埋めようがないし埋めようとしなくてもいい。それはそういうものなんだと分かることが大事なのかなと思う。

僕はお金をたくさん稼いで幸せになれるとは思っていない。お金は幸せになる手段であって目的ではない。なんちゃって農業していっぱい稼げなくてもハッピーだ。寒い時期に育苗した苗が大きくなり定植して収穫できると心から嬉しい。少なくても売れても嬉しい。高級車に乗って高級レストランに行き世界中を飛び回るみたいな生活はできなくても売った野菜で食べていけているわけだからこれ以上望むものはない。

自分が何をしたら楽しくて幸せなのかを自分で考えて自分の基準を持つことがすごく大事じゃないかな。今までみることができなかった他人の情報に触れることができるから、昔より自分の基準を持つことがより重要になってきている。

ハッピーの基準は人それぞれだから自分で探すのが一番。わからないなら色々経験してみるとみつかる可能性は高まる。

僕は30歳からようやく自分の基準ができて生きるのが楽になった。それまで色々したから今があると思っている。

人生一度しかないから自分がハッピーだと思えることをしないとね。