百姓日記

百姓をやるために田舎で生活しています。

インターネットより現実

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インターネットは探しものを探すツールとしては便利だし、コミュニケーションをとるのもすごく便利だ。この世界からなくなったら困る。生きていくのに必須なものになっている。

便利で無限に時間を浪費できるインターネットだけど、うまく付き合わないと波に飲み込まれて終わる感があります。いや、自分が波にいることすらわからないまま流されてしまう感じだろうか。

インターネットの世界にもお金儲け優先が根付いてしまって、お金を払わないと良質な情報がみれないようになってしまった。無料で誰の所有でもなくみんなで知識を共有して楽しくハッピーなのがインターネットユートピアが目指す方向だったけど、金儲けが優先されてしまっているのが残念でならない。

何千万円、何億円をサクッと稼ぐといった情報商材は氾濫している。社会に価値を提供してお金を稼ぐのが本来の姿なはずなのに、中身がない金を稼ぐための情報を売るのは倫理的におかしい。倫理的という言葉は死語といっていい。稼ぐやつが偉くて稼ぐやつが言うことはどんなことでも肯定される。お金さえあれば何でも許されるのが僕らの社会。他の国や社会だと人生はお金だけじゃないことを宗教や先人たちが教えてくれる。日本にもお寺はあるけど規範としてまったく機能していない。

仮想現実であるネットの世界は「荒れている」感があるけど、リアルワールドである現実は少しずつ確実に良くなっている。

乳幼児死亡率の低下、公衆衛生の向上、食の多様化、教育水準の向上、移動コストの低下、女性地位向上、労働環境の改善と思い当たるだけで良くなっていることはたくさんある。テレビニュースでは日々くらい情報が流され世界が終わるかのような報道がなされているけど確実に世界はよくなっている。2000年前だったら生きられなかった人間が生きられるようになっている。

現実はよくなっているんだからリアルを補完する以上の存在になりつつあるインターネットも軌道修正してより善くなると信じたい。

日々淡々とです。

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