暖冬によりトウが立つ
スポンサーリンク
1月というのにものすごく暖かい。朝晩はそれなりに冷えて霜が降りるとはいえそこまで寒くない。普段なら水道管が凍結して破裂するので水栓の元を閉めることをするのに。日中はパーカー1枚で過ごせて暖房もこたつもいらない。縁側で日向ぼっこしたらマジで気持ちいい。
人間にとっては暖冬は悪くはない。野菜にとってはよくないなー。農家にとってもよくないか。好天が続いて野菜の出来が良すぎること昨年の不作で輸入をして過剰在庫になっているせいで値段が安い。
野菜もまだ2月にもなっていないのに大根とアブラナ科野菜の一部がとう立ちしている。異常だわ。1月は厳寒期だからとうが立つの普通はないのに、もうとう立ちしているなんて。異常気象に慣れていくしかないんでしょうねー。とう立ちした野菜は出荷できない。おいしくないし固くなっているため。とうだち菜した部分は全然食べられる。白菜のとう立ち菜は一番おいしい。3月末から4月中頃くらいまでの短い期間しか食べられないけど抜群にうまい。
毎年天候左右されるので今年も何が起こるんでしょうかね。地震、大雨、台風、猛暑、大寒波、暖冬…すべて経験したことからいえるのは考えても無駄だということです。自然はどうしようもない。一応の対策はできても立ち向かって勝つことはできない。被害のないように祈る、被害にあっても受け入れる、それしか人間にはできない。農業をやっていて勉強になったことの一つですね。
今年も山あり谷ありになりそうです。