百姓日記

百姓をやるために田舎で生活しています。

計画は必ず変わる

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昨年末に今年度の作付計画を練った。夏野菜をつくろうと思ったら半年前から準備しないと間に合わない。夏野菜が終わったあとのことも考えておかないと冬野菜ができなくなっちゃう。計画は細かく決めたものもあれば大まかに決めたこともある。大事なのはどちらの方向を向いてやるかだ。自分が何を求めているかわからなければ何も手に入れることはできない。

ただ、計画は必ず変更を余儀なくされる。計画をたててさあやろう!と思ってやり始めた矢先から変えないといけなくなってしまう。計画がザルなのかもしれないが、外から色々なことが襲ってくるのでどうしようもない。例えば、300本ナスを育苗して4月末定植を狙っていても、苗の育ちが悪い、虫食いが発生すると、万全の準備をしてやったと思ってもうまくいかないことが当たり前のようにある。

自然相手だからうまくいかないことが当たり前とわかっていても、最初はイライラしたり右往左往したりしていた。

どうしようもないことや計画の変更があったとしてもそれを受け入れることが大事だと今ではわかる。がんばったって自然相手に人間できることなんかない。だめなら違うやり方をすればいいだけのこと。こう考えられるようになるまで4年もかかってしまった。

計画はうまくいかないから変更ができるように量を確保しておくことは意識してやっています。

計画したことがうまくいかなくてもそれは失敗ではない。変わらないといけないだけのこと。失敗はうまくいかなかったときに自分の気持ちをコントロールできずに慌てることだ。慌てた状態で何をしても失敗する。

冬は異常に暑かったし4月になっても暑い日が続いているので今年の夏も酷暑になりそうだ。暑いなか作業することを想像するだけで嫌になる…。自然のことだからどうしようもないが、それでも嫌になるな!

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