百姓日記

百姓をやるために田舎で生活しています。

忙しいなかにも…

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なすとトマトの管理・収穫、出荷に追われている。毎朝5時から作業して夕方まで走り続ける日々が続いているので1日が終わるのがあっという間だ。夏野菜を育てるとこうなるのはしかたない。管理しないと良い実ができないし買ってくれない。

なすは高値で推移しているので売れているがトマトはずっと安い。例年はお盆に向けて根が上がってくるが今年はずっと軟調。逆に値段が下がっている。市況についてはどうしようもない。僕に市況をコントロールできる力があるわけじゃない。自分にはどうしようもないことを考えるのは無駄だから新しいことをどんどんとやっていくだけだ。

秋冬野菜の準備作つけも同時にやっていて、白菜の1発目を播種した。ブロッコリーは7月に播種していつでも定植できる準備ができているのでお盆前には終えたい。

秋冬野菜は基本的に9月まで終わらせないといけないので、体がきつくても絶対にやらないといけない。疲労のピークにきている感じがだけどあと1ヶ月半駆け抜けてやる。

忙しいなかにも秋の始まりを感じることができる。鈴虫が鳴き朝の少しひんやりした気候、夕方日が暮れるまでの間、猛暑だけど季節の変わり目は確実にやってきている。百姓をすると自然の流れを直接感じることができるのが最高に気持ちいい。世界がどうなっても自分は大きな循環の中の一部にしか過ぎないことを感じ取れる。

現実に売れる、売れないというのはもちろん大事なことだけど、それより理屈抜きで感じ取れる何かのほうが大事だ。

世界は広くて自然は完璧に循環している。