百姓日記

百姓をやるために田舎で生活しています。

ものをつくることと自分に合う場所について

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実際に手を動かして物をつくってみることは大切だと最近思う。何でもいいから物を作ると心身が活動的になるし、新しいことを学びたくなる。自分で一から初めて何かが形になったときの喜びは何者にも変えがたい。何かを作っているときにお金のことは考えない。シンプルに良い物を作りたいなと思う。作っている過程と作り終わってかたちになったときどちらが嬉しいだろうか?千差万別だろうが、僕はかたちになったときのほうが嬉しい気がする。怠惰な性格な人は僕と同じような人が多いと思う。

あと、ものを作ると目に見えないものに振り回されることが減った。「あ、そんな考えもあるよね」で終わる。

毎日山の中で農作業するから以前のように誰かに何かを伝えたいという思いも減った。自分のリズムが形成されてきた感じがする。地方に戻ってきて良かったなと心から思う。山、木々、動物、匂い、景観、食事、時間と自分に合っている。

自分に合う場所・空間があれば、生きていける。その場所は考えて、好奇心の赴くまま動いていればいつか見つかるものだと思う。

でも、もし、見つからなくても生きていればそれで十分だ。