百姓日記

百姓をやるために田舎で生活しています。

安い家と農地、おもしろそうな人

日本各地の空き家と賃貸アパートをみているんだけど、ネットでも5000円で家が借りれるところがある。今後日本で生活していくなら田舎しか考えていない。寒いところは無理だけど、どこの田舎も田んぼがあって畑があって山が深くて人がいなくて後何年かで消滅してしまう可能性が高いのは同じなのでどこに住んでも同じことになる。なのでどこかの田舎に引っ越して住むとなると、

  1. 自分の好きな人がいる、気の合う人がいる
  2. 農地が確保できる
  3. 安く家が借りられる
  4. 住む周辺にあまり変な人がいない

の条件をだいたいクリアすればどこでもいい。完璧を求めたらダメだ。

僕のような人はけっこういるんじゃないかな。人を増やしたいなと考えている自治体は外から人を惹きつけそうな人を全面に出して、家、農地を気軽に確保できるようにすればどんどん人がやってくると思う。

あ、農機具をポーンと借りれるのもあったらいいな。だれかおもしろそうな物件、場所などがあればよろしくお願いします。

田舎は21世紀ではない、江戸時代です

耕作放棄地が増えて農業をする人はほとんどいなくなっているが畑をすると代々農家の人がいる。残念なことにその方たちの思考回路は江戸時代のままです。性別は関係ありません。

  • 家父長制が正しい
  • 女は家事をするのが当たり前
  • 妻は夫の箸の上げ下げまで世話をしないといけない
  • 半径5メートルの噂話しかしない
  • 理不尽であっても年長者の意見が絶対的
  • 核家族だと人間性が育たない、祖父母同居の大家族が正しい
  • 女は男よりバカ

信じられないかもしれませんが全部本当です。80歳くらいの高齢者だけじゃなくて50代にもいるんです。田舎から人がいなくなり消滅する運命になることがわかると思います。僕は田舎で生まれ育ち一度田舎から出て都会に行き、また田舎に舞い戻って運よく農業ができていますが正直理不尽なことを我慢するのに疲れています。田舎を出て新しいことにチャレンジすることは常に考えています。

僕の状況はまだマシなほうで人格を否定するようなことを言われている人もいます。どうやって耐えるか?一人でもいいから自分のことを理解してくれる人をみつけることだと思います。それくらいしか思いつきません。

地方創生は失敗するし田舎に再び人が定住することはないでしょう。あるとすれば理不尽な風習、慣習がなくなったときです。おそらく20年後に日本中の田舎は荒廃しているのでそこから新しい田舎ができてくると予想しています。今田舎に定住し理不尽なことに耐え新しい種をまいているパイオニアな人たちに人が集まり活気に満ちてくる。自分の経験から田舎は衣食住がほぼタダで若者のセーフティーネットになればいいなあ。

 

※新規就農して30年、40年農業で食べてこられた人は先進的な考えの人が多いから心配しなくてもいいです。(アクは強いけどね!)

田舎の崩壊

2017年7月、夏になった。雑草はぐんぐんと伸び、畑仕事があっても百姓は草刈りに追われる。草を刈らないと害虫は発生しやすくなるし、放置すると竹が生えてきて畑は使えなくなる。草を刈りたくて刈っているわけではない、理由があってのことだ。

草刈り機は必需品だ。田畑を所有している人なら必ず持っている。草刈り機を持って2時間、3時間、草を刈るのは本当にキツイ。エンジンを積んでいるし、草刈り機を左右に振るわけだから、当然なんだけどこればっかりはやってみないとわからない。

田舎は年寄りだらけになっているので、草刈りはどんどん出来ない人が増えている。管理をする人はシルバー人材センターに頼んだり知り合いに頼みお金を払って草をかってもらっている。管理しない人はそのまま放置することになる。そうなると畑は使えなくなる。もしあなたが土地もなく技術もないけど田舎で農業をやりたくて仕方がないなら、草を刈るといい。草を刈ることは最も田舎で農業をする人たちに重宝され認められやすい。だいたい半年もすれば、何らかの土地は手に入って最初のスタートを切ることができるだろう。

とは言っても現実にそんな奇特な人はほとんどいない。だから、加速度的に田舎は崩壊への道を突き進んでいる。残念なことに、国、行政、市町村、地域活性化したい人が何をしても止まらない、手遅れな状況になってしまった…。

「地方、田舎をどうしたらいいのか?」といったことは考えるだけで時間の無駄だろう。考えなければならないのは、「田舎でどう自分が生きていくか」だ。自分がやって分かったのは、田舎で農業をすることは並大抵のことでは出来ないことだ。農業以外のことで田舎で生きていくほうがいいのかもしれない。都市から来る人達は地域活性化という曖昧で意味のない言葉に踊らされないほうがいい。オシャレな田舎暮らしは雑誌の中にしかない。(農業をしたらだけど、多分・・・)

長年農業で食べてきた人たちは自分たちがやってきたことにプライドをもっているが、子どもには跡を継がせたくないと考える人が大勢だ。キツイからではないし食べていけないからでもない、対外的・表面的には言うかもしれないが本音は別のところにある。国、社会が一次産業に従事する農業者を軽視しプライドが保てないからだ。その辛い思いを子どもにさせたくないのは想像に難くない。

くらーい話題になったけど、農業の置かれた国・社会状況、田舎の衰退はどうしようもないが、自分の人生はまた別なので畑にしがみにしがみついてやっていくけどね。