百姓日記

百姓をやるために田舎で生活しています。

身の丈を知る

スポンサーリンク

<近況とアイディア>

最近は毎日BBQして魚釣りして遊んでいるばっか。ウチに泊まれば宿泊費はタダだけど、僻地にあるし、車じゃないとめんどうだからわざわざ来てくれるのは嬉しい。今年は暑いので毎日半袖半パンでいられるのは最高にいい。農業をガッツリしていたときは、この時期は遊んだりできなかったのでめっちゃ嬉しい。

田舎はどこも同じで家は空き家ばっかだし人はいないし、いても高齢者ばっかなんでこのまま廃れるのは目に見えているが、そこに価値を見出して来る人はいるんで、現実的な自分の状況と周囲の環境を冷静にみつめバランスをとれば田舎でもだいたい暮らしていける。

例えば、こんなことを考えている。

空き家と廃校の学校があるんで、意識高い学生にフィールドワークで来てもらい「どうやったらこの地域の活性ができるか?」を3ヶ月位考えてもらって、何らかの方向性をみつけてもらう。その案に沿って僕らが動いてみる。人の流れができてきたら、定住や骨を埋めるではなく、好きなときにフラット住んで、出ていって、また戻りたくなったら戻るみたいな流動性を保てば、おもしろくなりそう。

廃校を使った活動はすでにやっている人がいるので参考になるし、空き家は減ることはないので家のコストはほとんどタダ同然なので、食費までタダにして、一定の給料を支給すれば人は集まる。若い人たちの意識は変わっているし。

「デカイこと言うな」と思われかもしれない。デカイことを言ってもできるかどうかはもちろんわからないし、やれるかもわからない。まあ言うだけなら僕にでもできるんで、ほら吹きと言われてもくだらんことやデカイことは言う。身の丈以上でもね。

<流れに身を任せる>

佐伯市に引っ越す前から変わらないのは、一つの場所や一つのことをやり続けることは自分には向いてないのでとどまることはしないということだ。理由は簡単。すぐ飽きるから。

飽きないために自分の考えに沿って行動してきたが、最近は変わった。ある程度そのときどきの流れに乗ってみるようにしている。自分の考えややりたいことはこうだ!と思っても、流れが違うなら流れにのってみている。惰性で面倒だなと思うときは結構あっても、1%発見や楽しいことがあると満足するし、新しい出会いをくれる。

今まで世の中の多数の考えやシステムに迎合することができなかったし、今でも社会に適応できてはいないが、少しずつ自分なりの居場所を世の中につくることができている感じがある。30代に入ってから自分の身の丈が分かってきたから楽になったのもあるのかも。身の丈の中で一生懸命生きるのが大事で、どうみても勝算がない博打をするのは愚かだ。そうは言っても大きいことをやってみたい欲求はあるからブログとかで発信したりするんだけど。人間行ったり来たりすればいいからそれはそれでいい。

年をとるのは嫌だという時期がいつか来るのかもしれない。今のところ若いころより年々楽しくなってきているので、浮かれることなく謙虚に日々を過ごしていく。

f:id:guvivva:20180428103208j:plain