百姓日記

百姓をやるために田舎で生活しています。

初詣していない

スポンサーリンク

毎年大晦日から正月3日間は人が多いので世の中が定常運転に戻ってから参拝するようにしていた。今年は人が少なくなっても初詣はしていない。一番の理由はめんどうだからだけど、初詣しなくても自分がやるべきことを淡々とやればそれでいいと思っている。自分にできることをやったあとは「お祈り」するだけ。初詣よりお祈りのほうが精神的に効果がある気がする。1人の人間にできることはたかが知れている。古来より願掛け、雨乞いをして人は祈ってきた。新年に初詣して祈る行為は同じことだけど、普段からお祈りをしているとわざわざ初詣する必要性を感じない。

初詣行くと人が多くて疲れる。せっかくのんびりできる時間なのに人混みに行って疲れるのはどうなのか。小さな神社に行けばいいんだろうが、知り合いばっかりになるからそれも疲れる。知らない人が少ししかいない神社が理想だ。初詣の時期にそういう神社はなかなかない。

あと、お賽銭を投げて鈴を鳴らしてお祈りする行為は伝統的なのだろうか。初詣自体も明治以降に確立された文化じゃないかな。調べてないんでわからないが。お祈りをして願いが叶うことより、お祈りをする行為そのものに価値があるわけだからお賽銭を投げて鈴を鳴らさくてもただお祈りすればいいんじゃないかな。お寺へのお布施・寄進は門徒や寺を存続させたい人がやればいいんじゃないだろうか。

お寺は宗教的役割を果たしてないので、貧しい人や困ったときに相談に乗れる場所にならないと門徒は増えないしお寺の価値は低下していく一方。初詣に集客するより日頃の生活から気軽に行けて居場所になるようになってほしいな。