小さい農業しているなら「ターサイ」をつくりましょう
スポンサーリンク
大規模農家、単一野菜をつくっている農家の皆さんは関係ないのであしからず。僕のような面積が1町(1ヘクタール)以下の小さい農業をしている人、家庭菜園をやられている方におすすめです。
葉物野菜というと小松菜かほうれんそうが思いつくと思う。どちらも使い勝手がよくつくりやすい葉物で消費者ウケもいい。ターサイはこの2つの葉物野菜よりも抜群においしくてつくるのも難しくないのでぜひつくってみてはどうでしょうか。
夏は小松菜のような形をして冬は寒さに耐えるために地面に這うような形になる不思議な野菜。味は変なエグミもなく寒さが厳しくなるほど甘みを増す、かんじめほうれんそうをイメージしてもらえればいい。
農業をはじめて色々とつくってみて葉物で一番おいしいのはターサイだと断言できる。おすすめの食べ方は熱したフライパンに油を多めにしいて、豚肉と一緒にからめる。味付けは塩少々で十分。ターサイの旨味が豚肉と絡まって最高の一品になる。他にも鍋にいれて食べていいし、温野菜にしてもいい、サラダにして食べるのも全然あり。何でも使える。
つくるのも育苗せず直まきで発芽するので楽。確実に育てないなら育苗して植えるといい。育苗期間も発芽して2週間前後で十分。小さい苗でも十分に育つ。種も1袋200円くらいであるから手頃。たくさんつくりたいなら中原種苗で購入するといい。(5000円以上買わないと送料かかるので注意)
種まきは指標だと4月から10月まで。春先は撒いたことない。夏以降だと8月は高温が続くので避けたほうが無難。9月に入って蒔くと発芽するが昨今は異常気象が続くので枯れてしまうこともしばしば。9月末以降発芽して枯れるリスクはほぼないので安心。10月中頃以降は直まきしても保温資材使わないと発芽しなかったので参考にしてください。
夏はトマトやなすといった果菜類ばかりになって葉物なくなるからターサイで補うといいし、冬は葉物の王様としてターサイをつくってみてはいかがでしょうか。
ぜひつくって食べてみてください!!