百姓日記

百姓をやるために田舎で生活しています。

種まき

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玉ねぎの種をまいた。11月に定植する予定なので今くらいがちょうどいい。玉ねぎの苗作りはあらゆる野菜で最も難しいとされている。やってみたらわかるけど、まず発芽が揃わないことがある。本には畑に肥料を撒いて云々とあるが、僕の場合うまくいったことがない。だから128穴のセルポットでやっている。セルポットでも最初はうまくいかなかったけど、3年目になると完璧に発芽するようになった。育苗倍土とか覆土を調整してやった。発芽してからも灌水の頻度だったり追肥だったりをしないとちゃんとした苗ができないので手がかかる。プロ農家でも玉ねぎの苗作りは嫌がられて苗を買う人がほとんど。家庭菜園でも玉ねぎは人気なんで、玉ねぎ苗だけで相当稼ぐ農家もいる。プロの苗農家は1町くらいの畑に種をまくから規模が全然違う。僕は約4000粒播種した。

引っ越して規模を縮小したとはいえ、農業すると季節を先取りしながらやるので9月だと来年の3月くらいまでを考えながらやる。ファッションに近いかも。最初思うのが四季がない国の農家は季節をどう意識しながら作付けしているのかなと思う。中東だと雨ふらず朝と夜の気温差が激しく乾燥している場所が多い。そうなるとトマトはつくりやすいだろうけどナスはできないだろう。ハウスがあればできるのかも知れないな。イスラエルの農業会社みたらネパールの山間部で大量のトマトを作るシステムを持ち込んだのを紹介していた。他にも雨が少ないエリアでもテクノロジーを利用して野菜がつくれることをアピールしていた。テクノロジーあれば今まで育てることができなかった所でもできるのだろう。農家も作業員はいずれ消滅する可能性高いな。

玉ねぎたちよ、ちゃんと発芽してくれよ!!

It's enough to bring tears to your eyes