百姓日記

百姓をやるために田舎で生活しています。

孤独な状態に追いこまれないと書けない

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はてなプロにアップグレードしてアフェリエイトを初めてやっている。仕組みの全体像は大方理解できたがまだよくわかっていないので、学ぶ必要がある。広告を貼ってから毎日ブログをアップしているわけだが、ブログから収入を得るために毎日書いているのではない。(もちろん収入を得たいのはある)お金だけのモチベーションでブログを書き続けるのはまず無理だ。じゃあなぜ書くのか?友だちや気の合う人たちがいない場所に引っ越しをして、ひとりでいる時間がほとんどだからだ。要するに孤独だ。コミュニケーションへの飢えだ。毎日自分の親しい人といたら、精神的に満たされるので、書くモチベーションはうまれない。哲学者が孤独を愛するのは自らの想像力を維持するためだ。強い人は自然と孤独の環境ができあがっている印象がある。僕は怠惰で楽しいことがあるとすぐ流され一日中ゴロゴロしてしまうだめなやつなので、無理やり環境を変えないとだめになり続ける。

怠惰な奴は、環境を変えるのが手っ取り早い。環境が変わると否が応でも自分の行動を変えないといけなくなる。行動が変わると付き合う人が変わる。考え方も変わる。具体的には、住む場所を変えて日が浅いので、色々模索する。雇われて働きたくないから最低限の収入を得るために動く。1日誰ともしゃべらないのはキツイから外に出て知らない人と話す。話すことにより新しい波がうまれる。パソコン作業ぱっかりやっていていると体がなまるから走る。走ることにより体に負荷がかかり肉体も精神も健全になる。違う景色をみることにより想像力が刺激される。

環境を変える、住む場所を変えたことによりすでに違う循環ができあがっている。新しいことをすると不安になるのは当然だ。不安を越えるには好奇心が必要だ。不安>好奇心になると動けない。不安を消す必要はない。一定の不安は原動力になる。経験上、不安40%、好奇心60%くらいだとちょうどいい。好奇心が強すぎても具体的な行動に結びつかず頭の中の想像で終わってしまう。

無限に時間を潰せるインターネットは現代社会に必要不可欠なツールだ。ネットがあることにより孤独になっても孤立しない。孤立すると変なことばっかり考え出すし、精神を蝕み何もできなくなってしまう。昔と違いお金がないことより孤立することのほうが貧困といえる。孤立すると収入も得られなくなってしまう。孤立しないためにも積極的に他者に依存したほうがいい。自立と依存はセットだ。自立があって依存でき、依存があって自立がある。誰かに助けを求めたりすることは恥ずかしいことではないし、求めれば助けてくれる人は山のようにいる。リアルで「助けて」と言えないならネットで言ってみるのもありだろう。言い続ければ誰かが拾ってくれる。世界は優しい。

4年くらい農業をやって(やめてはいない)農業をしている間はほぼ外に出ずひたすら同じ場所で同じメンツと一緒にいたから新しい環境は気持ちいい。やはり定期的に空気の入れ替え、具体的には住む場所と新しい人と出会うことをしないと腐る。農業は同じ場所で同じ構成員で毎年やり続けることが基本だから、今後続けるためには複数拠点を持ち、人の流動性を意識的にやっていかないとダメだ。今年1年はそこに注力したい。

Alone