殺菌剤の購入と混合について【農薬】
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殺虫剤の購入
夏は最も虫が活発に動くシーズンです。プロ農家だけでなく家庭菜園をやられている人もせっかく育ったトマトやナスが虫に食われ収穫できないのはガッカリしますよね。
野菜をまもるために虫を退治するのは、いろいろな方法がありますが、殺虫剤を散布するのが効果的な方法となります。
殺虫剤も作物によって種類がたくさんあり、ダニ、ハスモンヨトウ、コナジラミ、ヨトウムシ、カメムシ、テントウムシダマシ・・・など害虫によっても何を使えばいいのか違ってきます。
※トマトにいるダニの写真。他のは気持ち悪いと思う人もいるので自分でみてください。
害虫の名前はネットで検索すればだいたいわかるので問題ありませんが、殺虫剤の種類はお店の店員に聞くことをおすすめします。同じ害虫でもあまり効かない薬剤とよく効く殺虫剤があるので。
簡易的な殺虫剤を買うならホームセンターの家庭菜園コーナーにあるスプレー式で十分です。畑の面積が1反(10a)程度あるなら、ホームセンターならプロも使う農薬コーナーで購入するか、農協を使いましょう。
殺虫剤を混ぜるのはアリか?
1種類以上の害虫が付着していることはよくあります。一つの殺虫剤で退治できればいいのですが、複数の薬剤を使わないといけないときがあります。
2種類の殺虫剤混ぜていいのか?という疑問があると思います。結論からいうと問題ありません。
混ぜても野菜に影響がでることはありませんし、殺虫剤の効果が低下することもありません。プロ農家は殺虫剤の混用だけでなく、殺菌剤も一緒に混ぜて使っています。
殺虫剤の混用で気をつける点はないのですが、殺菌剤と殺虫剤を混ぜるときは注意点があります。
殺菌剤の裏書きには、混ぜて使ってはいけませんと書かれているのはいるのがあります。具体的でよくプロで使われているのは銅剤。使える野菜の範囲が広くて値段も安いので幅広い作物に使われています。
有名なのは、zボルドーとコサイド3000。ボルドーは昔から使われていて80歳の農家に言ってもわかります。
銅剤を使うときだけは殺虫剤を混ぜてはいけません。もちろん他の殺菌剤も。薬害がでやすく、食べることも出荷することもできなくなる可能性が高いので絶対に銅剤だけはやめてください。
家庭菜園だと自分でつくった野菜だから殺菌剤をあまりまきたくないなと思う人もいるでしょう。旬の時期だけ食べたいならいいですが、長く収穫したり直売所で売りたいなら使ったほうがいいです。うまく農薬を使って野菜を育てよう!