百姓日記

百姓をやるために田舎で生活しています。

大根を干す、心を落ち着かせる方法

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大根を干した

スが入ってしまった青首大根を抜いて干した。スが入ってなくっても干す予定だったが、商品にならないので予定より多く干すことになった。

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2本の大根の葉っぱの根元付近をビニールひもでしばり真ん中を広げて干す。年内には水分が抜けて塩漬けできるかな。本当は11月中頃に干して、1ヶ月後の今の時期に塩漬けするのがベストだけど、暇がなくて先延ばしになった。めんどくさかっただけだけど。竹を山から切り出して足と竿をつくって設置したのはいいものの、風が強くて半日もせずに倒れてしまった。設置の仕方も悪いんだろうけど、風が強いからどうしよもないかな。11月だと強風なくて天気が穏やかだからいいんだろうな。

竹は諦めて、木と木の間に長い竹を置いて大根を干すことにした。大根の漬物はウコンを入れて黄色になる。市販は食紅をつけるらしいが、健康のことを考えるとウコンがいい。漬物が嫌いな人が増えていて若い子は親が食べさせないから匂いと味がダメみたい。僕は小さいときから祖母がつくってくれた漬物をバリバリ食べていたので今でも大好きだ。お茶と大根の漬物、みかんがあれば完璧だな。

心のざわめき

ここ数日調子が悪くて1日ゴロゴロしていた。毎年冬場になると冬眠モードになって落ちるけど、今回のは相当悪かった。ここまで悪くなったのは5年とかもっと前かな。ネガティブで投げやりな考えが続いてどうしようもなかった。こういうときはひたすら時間がすぎるのを待つしかない。悪いときに決断しても十中八九失敗するから家にいて良くなるのを待つのが一番だと経験上わかっている。

年をとる利点は悪いときにどう対処すればいいかわかることだと思う。10年前に同じ状況なら右往左往して更に悪化させていただろう。経験は良いときより悪いときに活きる。良いときは何をしてもうまくいくけど、悪いときは対処の仕方で期間が違ってくる。

心がけているのは良いときも悪いときも一瞬だから常に均衡を保つようにすることだ。良いときは謙虚さを忘れず「いずれハッピーな期間も終わる」と言い聞かせる。悪いときは「良いときはまた来るし悪いときも生きていたらある。何があっても人生は続く」と淡々とやり過ごすように意識している。

年齢を重ねると心のバランス、精神の状態はすごく大事だと痛感している。体が元気でも心がだめなら何もできない。心のバランスと肉体が健全であるときに動ける。人はちょっとしたことで精神が崩れる。強そうな人でも蓋を開けると微妙なバランスだ。心は簡単に折れることを知っていると折れたときに取り返しがつかないところまでいかない。心を常に落ち着かせるのは簡単じゃないけど意識するだけで全然違ってくる。

だいぶ良くなってきたのでやっていく。

Balance