はじめて一人で海外へ行ったときのことについて書く ー準備編ー
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ニュージーランドへ旅立つまでのこと
２０歳のときはじめて一人で海外へ行った。貧乏旅行、バックパッカーですね。どこに行こうかなと探してときに、知り合いがニュージーランドに住んでいて、治安、食事、外国人に対してのウエルカム度を聞いて旅行するには問題ないと聞いたので行くことにした。
そのときはホテルの予約やNZに行って何をするかまったく決めないまま出発した。未知の世界への不安もあったが、ワクワクする好奇心が圧倒的に勝ったいたので、
「無鉄砲に飛び込む俺かっこいい」という、まあなんというかこっ恥ずかしい気持ちがあったわけ。あのときのモメンタムは今や薄れたけど、ずっと大事にしていたいな。
お金は居酒屋で２ヶ月間バイトして貯めた。東京の海鮮チェーン店ではたらいた。当時からサービス業は人手不足だったので、初日から厨房に入って焼き鳥とか唐揚げをあげていた。炭火で焼かずに焼く機会に入れたら自動的に焼かれるシステムだったとはいえ、自分のようなド素人がつくる料理に金を払って食べるのには驚いた。多かれ少なかれチェーン店は同じような感じなんでしょうね。
あと、はじめてのバイトだったけど、「こんなんで金もらえるんや」と思った。夜の仕事とはいえ残業もなく、バイト後は賄いをタダで好きなだけ食べられたし。楽勝だった。恫喝する料理長がいたのは恐怖だったな。僕には全然怒ることはなかったけど、自分が気に入らない奴に対しては毎日理不尽なこと言って怒ってた。完全なパワハラだけど長く働くつもりはなかったので稼ぐことだけに集中してた。
チケットはスカイゲートという格安航空券を扱うサイトでとった。今もあるみたいだが、エアトリっていう名前に変わっている。買収されたみたいだ。
スカイゲートをどうやってみつけたか覚えていない。多分ツイッターで誰かつぶやいていたのをみて知ったはず。たぶんね。
時間はたっぷりあっても金がないから、一番安い航空券を探してとった。そのときはLCCが縦横無尽に飛行していなかったから、キャリアの航空会社で安いのをとっていた。最安値だったのが、香港経由のオークランド着のキャセイパシフィック航空だった。スカイスキャナーでみると今でもこの路線が一番安い。これだけ航空券の値段が下がっているのに１０年たっても変わらないって不思議だ。日本とNZはお互い島国だから競争がおこりにくのかな。旅行代金は１ヶ月で往復８万くらいだった。
残念なことに写真を一枚も撮っていない。もともと写真に興味がないこともあるが、撮影してもあとで見返すことはないし、記憶していればいいと思ったいたので撮らなかった。ちょっと後悔していますね。記憶は薄れるし、こうやって旅行記を書くときに写真があるほうが読んでいて面白いし。今では旅に出かけたら一枚は撮るようにしている。スマホあると簡単に撮れるからいいね。１０年前はコンデジだったからカバンから取り出すのが億劫だったから。どんどん便利になっているなー。
こんな感じで旅行記書いていこうと思います。次は成田からオークランドに出発して空港に到着したときのことを書いていきます。オークランド空港に着いてからのことが一番記憶に残っていますからね…。あれは忘れようにも忘れられん。
お楽しみに！
