無常と生きる
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親しいわけじゃなく一度会って少し会話したかどうかの人が亡くなった。まだ30代と若く仕事もバリバリしていたそうで地域とのつながりも密接だったよう。超高齢化社会になって長寿の人が増えてきたとはいえ若くして死んでしまう人は一定数いる。若くしてこの世からいなくなってしまうのは本当に残念で無常を感じる。
祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらわす
おごれる人も久しからず
ただ春の夜の夢のごとし
たけき者も遂にはほろびぬ
偏に風の前の塵に同じ
権力者に関係なく等しく同じだな。がんばっていても怠けていても家族がいてもいなくても何かしても何もしなくてもいつかは消え去る。例外なく。
僕もいつか同じ道をたどる。そのときはいつやってくるかわからない。いつもと同じ日常が突然終わることだってある。
死を目の前にしたらすべてのことはどうでもよくなる。失敗も成功どちらも意味はない。だったらそのときまで自分が正しい思うことに従って生きる。世の中がどうであれ人が何を言おうが自分の信念を信じる。
いや正しさや信念といった言葉ですら意味はないな。
ただ生きるだけでいい