百姓日記

百姓をやるために田舎で生活しています。

排除しない

スポンサーリンク

自分の考えに合わない人がいる。政治家でも有名人でもまったく理解できないことがある。政治の場合は誰にでも利害があることだから意見対立は避けられない。あるのは自然なことだ。

自分の考えに合わない政治家、政党がいなくなったらスッキリする。自分に合うような政治家が権力を握れば満足する。

もし自分の思うようになったとしても、合わない政治家を排除していいとは思わない。権力から遠ざけるのは必要だけど、社会から抹殺するようなことをしてはならない。政治家に限らずどんな人でもそうだ。

誰だって過ちを犯す。過ちを悔いて生きている。過ちを認めない世の中は自分の首も絞めることになる。「許せない」ことがあってもすべてを否定するような社会だったら息苦しい。非常に重大な過ちを犯したとしても、絶対的に他者を否定し排除せず1分だけでも社会に居場所を残したほうがいい。

正義を振り回し「許す」ことをしない社会は危険だ。正義は相対的でものの見方を変えれば何が正しいのか違ってくる。

怒りは続かない。寛容な精神で他者を包摂するほうがいい。