百姓日記

百姓をやるために田舎で生活しています。

硬直したシステム

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外の世界では新しい変化に対応している。若い力を最大限引き出すためにはどうすればいいのか?答えは一つではないから様々な方策を試し、教育に莫大な投資をする。教育はすぐにリターンが返ってくることはない。10年、20年、30年経って有形無形の資産が個人・社会に還元される。

我々の国、社会は若い力へ投資することを止めてしまった。長期的な発展を全体として放棄してしまった。合理的に考えれば他の予算を削ってでも教育に投資すべきだが、なぜか再分配することをしなくなった。今社会が維持できているのは「昔の遺産」で食っているからで、未来に希望を感じることはできない。

間違ったルールでも逸脱すると潰される。実力があっても責任あるポジションにつけない。実力がなくても歳を重ねているだけで権限がある年功序列という夢のないシステム。融通がきかずルールの中でがんばっても評価されないクソみたいなシステムに夢も希望もない。

だから最初からシステムに組み込まれず生きる。もしくは逃げる。年齢が下がれば下がるほど大人や現状のシステムを信用度が低くなる。まあ当たり前だ。

僕も大人になったから今の世の中に対する責任がある。豆粒みたいなものだけど、今まで通り腐ったシステムには組み込まれず生きていく。

Exodus