百姓日記

百姓をやるために田舎で生活しています。

人生は変化しながら続く

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台風10号の影響で風雨ともに強くなっている。明日15日は九州に最も近づくそうだ。畑は台風対策(排水、補強)をやったが、何かしらの被害はでるかもしれない。露地野菜は先週の台風でオクラが倒れ収量がガタ落ちした。少しはもとに戻ってきているときにとても強い台風がくるので完全にやられそう。仕方ない。人間にできることは何もない。台風が過ぎ去るのを待ち何もないことを祈るだけだ。

農業は計画通りいくことがなくてプラスになることもない。基本的にマイナスでマイナスを前提に作付をする。どうしようもないことはアレコレあがいてもどうしようもない。農業で学んだことの一つだ。諦め。

人生は段階において変わっていく。大人になり年齢を重ねるにつれ強く実感する。1年後同じ状況はありえない。だから今このときの一瞬が何より大事だ。お金はいつでもどうにでもなるけど、時間は二度と戻ってこない。時間をどう使うかが本当に大切。会いたい人にはそのときに会わないとあとから会えなくなるかもしれないし、やりたいこと行きたいところに行けるときに行かないと行けないかもしれない。

自分が変わって周りも変わっていくことを思うと虚しくなるときがある。過去を振り返り失われた時間を愛おしくなり、悲しくなる。でも、失われた時間があるからこそ前にすすめて原動力となる。

「何があっても人生は続く。そして、いつか終わる」

良いことも悪いこともすべて一瞬だ。あっという間に消え去る。自分に与えられた時間を大切にしたい。