百姓日記

百姓をやるために田舎で生活しています。

混乱、混沌、その先

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世界が混乱している。特定できないリスクの見通しが全く立っていないから、日本ではトイレットペーパーを、イタリアではパスタを買い込む。

この混乱がいつ収束するのかはわからない。現時点で、韓国は新規患者が減りピークを過ぎたのではないかと報道され、中国も山場は超えた言われているが、素人なんで余計なことは言わない。

歴史を振り返れば、疫病は度々甚大な被害を出してきた。疫病は必ず終わりがあった。どの時代でも永遠に続いたことはない。

混乱の先に混沌がある。21世紀に入りヒト、モノ、カネの移動は急速に進み、実態を把握している人は誰もいなくなった。ヒトが動くから世界中に疫病が広がり、モノとカネが動くから急激に株が乱高下する。

世界は100年前と比べて豊かになった。それは間違いない。豊かになったがゆえに、古いシステムが機能しなくなっている。地球温暖化、持続可能な経済と民主主義、今回の混乱と混沌は真剣にシステムの変更を求められる。

日本でいえば、緊縮から積極財政、減税に転換すべきときがきている。お金を配れば解決するわけではないのはわかっている。最も重要なのは自分で考えることであり、お金があればハッピーになれるわけではないのは、世界3位の経済大国でありながら不安が蔓延している状況が証明している。

しかし、国家は人に投資しないといけない。すぐに何かがよくなるわけじゃない。人が育つのには時間がかかる。辛抱強く人を育てる環境を整備、投資をしないことには未来はない。

グローバル化を最定義するときにきている一方、グローバル化により僕ら一人ひとりの問題意識が高まり未来への行動は広がっている。

地に足をつけて自らのやるべきことをやること、その先に希望がある。


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