百姓日記

百姓をやるために田舎で生活しています。

疫病と農業

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新型コロナウイルスで全国の学校が来月2日から1ヶ月間休校になる事態にまでなった。

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是非はともかく社会が大きく混乱することは間違いない。何も期待できないが、さすがいに今のような異常事態では大規模な財政出動と一時的でもいいから大幅な減税に踏み切るべきだ。何も期待はしてないけど。

農業は人と接触する機会が少なくて田舎でやることが基本だから、コロナウイルスに罹患するリスクは低いだろう。自分に影響せずとも社会全体を揺るがすような事態になっているから100%農業の世界にもマイナスなことが降り掛かってくる。野菜が売れなくなるかもしれないし、市場やJAが止まるかもしれない。何が起こっても不思議ではない。

農業、新規就農をすると外からどうしようもない困難が降り掛かってくる。コロナウイルスはまさにそれ。ウイルスだから目に見えず新型だから治療法も確立されていない。歴史を振り返ると疫病の発生により文明が崩壊しパラダイムシフトが起こっているので今回も同じようになるかもしれない。

自分にはどうしようもないことだから、専門家の言うとおり、手洗いうがいを徹底して普段通りの生活をするしかない。国と政府は疫病が蔓延せず社会への影響が最小限になるよう何でもすべきだが個人にできることはなにもない。僕としてはコロナウイルス以前と同じ生活を続けるのみだ。

農業がこれでダメになるかもしれないが、そのときはそのときだ。どちらかというと、こういうときだからこそ「農業的にはチャンスだ」という気概を持ってやっている。外のことはどうしようもないから、自分の足元を固める時期だし、商売を拡大する良い機会だ。

疫病によって社会の根幹が大きく変わっていくことになりそうだ。体制も変わるだろう。