百姓日記

百姓をやるために田舎で生活しています。

色々あるけど良い時代ではある

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コロナとか政治のグダグダで大変な状況になっている。コロナは疫病だからいずれ収まる。政治はわからない。3年、5年くらいは流動的な状況が続きそう。その後落ち着いて新しいシステムができあがっていく。

現況に怒っているしなんとかしなくちゃいけないと思っている。なんとかできるしなんとかしなくちゃいけない。

今の時代はとても良い時代だ。人類史から俯瞰すると他のどの時代より恵まれている。

2000年前は王と配下しか利益を享受できなかった。庶民は身分制のなかで王からの授かりものを頂くのが当然であり、人権なんか全くなかった。維新後も、基本的人権や自由はなく、特権階級以外は貧しいのが当たり前だった。戦後は、米国の庇護化のもと内部で洗練され経済成長だけ追い求めれば良い時代が続いてきた。急速に豊かになったものの公害が広がり、自然は破壊されてきた。90年代に入り少しずつ洗練されてきて、21世紀に入りテクノロジーが発達して誰でも世界中の情報を入手でき、どこへでも安く行けるようになった。民主主義は浸透して個人の権利を最大限尊重するのは空気のように浸透して、一人ひとりが自分らしく生きられるような社会にしようとなっている。

やりたいことはだいたいやれる。最低限働けば生きていける時代。食うに困る人はいるとはいえ、昔に比べれば圧倒的に少ない。色々あるけれど、間違いなく良い時代だと言える。

農業では高齢者、90歳のじいさんが普通に働いている。今年、もしくは来年までしかできないだろうが、栄養状態が良くないと90にもなって働くことはできない。

彼らは、働くのが当たり前だから、僕とは話が合わないけども。

田舎は江戸時代のようなシステムと規範が残っているが、5年もすればほぼなくなり10年以内には確実に消えていく。高齢者しかいないから。

少子化、高齢化は問題だが、全部悪いわけじゃない。古くて時代錯誤の因習がなくなるわけだから、僕らにとっては最高の時代がすぐやってくるわけだ。

だから、もし今の状況に不安を覚えたり、未来は暗いんじゃないかと思っていても心配しなくていい。少しずつ時間はかかるけれど必ず社会は良くなるし自分の人生も好転する。

回り始めたら嘘のように簡単に進むものだ。今は時を待てばいい。