百姓日記

百姓をやるために田舎で生活しています。

運動会で酒を飲むことはアリか?

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田舎の運動会は賑やかだった。子どもの人数は多かったし娯楽も少なかったから大人も運動家を楽しみにしていた。男たちは朝から酒を飲みワイワイ言わせながら観戦する。昼になると酔っ払ってくるから親子が一緒にする競技だと千鳥足の父親がいて、みんな笑っていた。運動会の終盤に赤白対抗のリレーがあってこれが白熱した。親たちは応援というか怒号が飛び交うような声援をする。酒が回っているから運動会全体が真剣モードになる。最後の点数発表では大人はさすがに喜んだりはしていなかったが、終わってからも飲み屋に繰り出し明け方まで宴会に興じていた・・・というのを記憶している。

今では超少子化で10人とか50人、多くても100人くらいしか児童がいないので、おとなしくなったそう。親たちも運動会にそこまで熱を入れる人はいない。娯楽も多いし学校の行事を中心とした生活スタイルが消え去ったのはわかるが、酒を飲めなくなったのはどうなのかなと思う。

正確には禁止されているわけではないが、堂々と飲むことができなくなったみたいだ。クーラボックスに入れたビールをこっそり取り出し淡々と飲む感じ。もし自分が運動会に行く立場だったらビールも飲まず1日競技を観戦するのは退屈する。世知辛い世の中。

驚いたのは都会の学校ではアルコール類を飲むことは禁止されているそう。学校から通知が来るそうだ。都会の親たちもそれが当たり前だと言っていた。

「なんでだめなの?」と聞くと、「当たり前やん!」と言われた。都会では運動会で酒を飲んではいけないことは理由がないくらい当たり前のことみたい。

自分の意見としては、1日休日に子どもの行事を外でみるわけだから酒くらい別にいいのではないかな。泥酔してトラブルになるリスクがあるから難しいのかな。都会の学校は全校で1000人いるのはザラだから、親同士の関係も田舎と違うだろうし。

都会は無理だとしても田舎では酒飲みは禁止しないでもらいたい。朝からダラダラと飲むのは最高に気持ちいいし、外で飲むならもっとテンションが上がる。運動会で酒を飲む文化といっていいかわからないが、禁止されないためにも僕ら酒飲みが泥酔してもトラブルを起こさないようにしないと。少しでもルールから逸脱すると禁止するようなおもしろくない社会だから。

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