百姓日記

百姓をやるために田舎で生活しています。

マンネリ化からの脱却

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木々の間からのぞく陽の光が美しい。外に出ると空気が澄んでいるから身が引き締まる。ニュージーランドのLake Tekapoに行ったとき、雪が積もった山々に光が反射して湖畔に映し出されて幻想的だったのを思い出す。

農業をはじめて5年目の年を迎えた。農業は年単位で計画を立て動いていくので昨年と同じことの繰り返しをしないようにしている。オーガニック、慣行といったことにはこだわらず全く違うことをする予定だ。

過去4年間はがむしゃらにやってきたので、ここらで方針転換しないと何かダメな気がしている。何もわかってないのに、わかったつもりになってしまうことがあるので違うことをする必要がある。農業以外のことをするのか、それとも農業のやり方を大きく変えるのか、まだ定まってない。感覚的には農業もやりつつ違う分野に飛び込むかな。マンネリ化しているので、そろそろ違うことしていいな、と思っているからね。

世の中を俯瞰すると良くなっていることがたくさんあって挑戦して失敗してもなんとかなる仕組みになっているので、動きやすい。住んでいるところも高齢化のラインが限界を超えているので何をしても寛容。昔だったらうるさく言われて最悪の場合村八分になっていただろうけど、みなさん体は動かないし口もほとんど動かなくなっているからやればだいたいのことはできる。2019年現在、田舎に移住するならガチの限界集落まで行かないとやりたい放題できない。どうだろう、10年後にはある程度の田舎でも気楽に住めるようになっているかな。

今年も自分に興味があることに注力していく。外部がどうなろうが基本的に興味がない。ネットは大好きだけど、簡単に情報が入手できるのは弊害もある。ニュースは常に何らかのニュース、だいたい悪いことを流して僕たちを不安にする。シンプルに自分の周りを見渡すと悪いこと20%、良いこと80%くらいで推移しているから未来は明るい。情報は自分に必要なことだけでいい。

何が起こるか予測不可能ですが、良い1年にしていくぞ。

The little kite runner