百姓日記

百姓をやるために田舎で生活しています。

自分が動いて変える

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日本の20代若者は冒険・クリエイティブ志向が国際的に最も低水準であるそう。

様々な統計を教えてくれる舞田さん情報。ナイジェリア、ガーナが高いのは国が経済成長して若者の人口が多いからわかる。自分たちの生活が目に見えて向上して所得増加すると冒険してもっと豊かになりたくなる。2つの国に投資するのは夢ではなく最も伸びる社会の国の一つだから合理的だ。

スウェーデン、ドイツ、アメリカ、韓国は社会が成熟して安定しているので中間にいるのも納得いく。そこまで冒険しなくても食べていけるし冒険する余地が社会にある。自分の持ちうる情報の限りだと。

我が国が最低なのはなぜでしょうか?容易に想像がつくのはリスクを侵すことにメリットがないこと。出る釘は打たれ、冒険してクリエイティブを発揮しても活かせる場所が少ない、もしくは発揮しても適切な評価をしてくれる大人が少ない。あとは、目に見えない世間。村落共同体は崩壊してムラの相互監視はなくなったはずなのに規範として存在している。みんなから逸脱すると過度な同調圧力がかかるし。若い人ほど敏感だから僕らが若いときより存在しないムラと目に見えない同調圧力は強くなっている。

冒険せずクリエイティブも発揮しない理由はこんなところかな。こんなことはわかっている!と思う人も多いだろう。

僕は自分で言うのもなんだが20代のときは支離滅裂に冒険してきている。国内・海外を旅をし、仕事も10以上やっているし、怠けて遊んできたし、人と同じことをやるのが嫌で「新しいアイディアを考え創造的」にやってきた。今でも20代と同じようなモメンタムはないとはいえ、人生これからでまだまだやっていくぜ!!と思っている。

20代の冒険・クリエイティブ志向が国際的に最低水準なのは問題だけど、批判して問題だ問題だ!と言ってももっと次の世代は萎縮してしまう。僕は世の中を変えるといった大きなことはできない。できないけど自分が勝手に動いて誰に何を言われようが好きなように生きていく。俺は、俺、おまえはおまえで生きていく大人が増えれば冒険・クリエイティブ志向は自然と増えていく。大人たちが失敗を恐れ誰かの批判ばっかをして自分は萎縮して何もしないなら20代の若者が冒険するわけない。

大人は若者が失敗しても受け入れる度量がいるというか、これだけ社会が変化しているのに若者から学ぶことを止めたら自分が危険。学ぶことは山ほどある。若い人の失敗がなぜそんなに気になるのかもわからないけど。(流行り?のコンビニのやつとか)人のことよりまずは自分のことだと思うんだけどな。

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