百姓日記

百姓をやるために田舎で生活しています。

若者が集まらない会社

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「人手不足が深刻です」は定型句のようになっている。地方だと若者が都市に流出して人がいないことが原因だと言われ、都市では時給を1000円にしても人が集まらないと言われる。

人が集まらない、若くて優秀な人材が集まらない原因は人口減少や構造的な問題ではない。人が足りないと言う会社に問題があるだけだ。

給与が安くて有給が取得できないところに行きたい人はいるかな?まともな職業スキルを磨けないところに行きたい人はいる?職場の人間関係が劣悪なところに行きたい人はいる?若くて優秀な人材は100%そんなところには集まらない。

なんでこういうことを書こうと思ったかと言えば、ある会社に短期間応援で入ってほしいと頼まれてしぶしぶ働いた人がたった1日で不快な思いをしたことを聞いたため。

その会社は、利益を上げてはいるが慢性的な人手不足で高齢者しか働いていないところ。常に若くて働いてくれる人を探しているそう。

たった1日で働いてくれる人を不快にする場所に人が集まるわけない。よくたった1日で不快な気持ちにさせれるよな。なんで働く人を粗末に扱うのか理解できない。評判悪くなって更に人手不足になっていずれ誰も働かなくなるのわからないのが不思議でならない。経済合理的じゃない。

ブラック企業という言葉が定着するくらい地雷が多い日本の会社で労働者が減るのは必然。企業規模に関わらず毎年過労死で殺される労働者が山のようにいるから、労働者以外の選択を探すのは生きるための選択だ。

もしブラックな会社に入ってしまったら色々考えず辞めるしかない。その後の生活はどうするのか?とか考えていたらマジで死ぬかもしれない。死んだら身もフタもない。生きていれば人生どうにでもなる。幸いにも1日で不快な思いをした人はその場でやめた。もちろん金はちゃんと貰って。

今は自分の人生を選べる時代だから、ブラックな会社は必然的に淘汰されるだろう。人は減っているし土地に縛りつけることはできない。嫌なことがあって物理的にすぐに移動できるからいい時代だ。

若者を大事にしない会社は未来ないから若者を大事にしましょう。もちろん若者以外の労働者もね。

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