百姓日記

百姓をやるために田舎で生活しています。

日韓が政治的に対立しても冷静に

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日韓関係が悪化したのはスピンオフ、つまり、目の前にある都合の悪い何かから目をそらすためにやっているだけ。誰が?中心にいるのは安倍政権で安倍首相をサポートして恩恵を受けている連中だ。都合の悪いことは経済。消費税10%増税と冷え込む個人消費、そして外で起こっている新しいシステム・パラダイムに対応できないこと。

政治家のなかには思想として「嫌韓」があり経済合理性や政治的打算を抜きに韓国へ敵対心を煽る連中もいるが、「嫌韓」を煽っている中心にいる連中は「政治的」なものがほとんどだ。

経済が没落し、貧しくなり、余裕がない人が増えているから外に敵をつくり自分や社会の状況を韓国の責任にして一時のカタルシスを得る。敵か味方か、白か黒かで単純な二項対立にしたほうが考えなくていいから楽だ。世の中は複雑で問題は少しずつしか良くなっていかない。

健全なのは、今起こっている政治的な韓国との問題について様々な意見があることだ。全体国家なら「嫌韓」一色になる。意見が対立するのは悪いことじゃない。民主主義が紛いなりにも機能している証拠だし、国民の民度は上がっているといっていい。

韓国と「断交しろ!」「韓国は反日だ!」と言う人たちはちょっと前を思い返してほしい。韓国とここまで激しく対立する前は中国と対立していた。そのとき韓国のことは話題にするならなかった。現政権と大手既成メディアが中国の脅威・崩壊を煽ったのはどうしてか?そしてなぜいつのまにか極端な中国へのバッシングはなくなり韓国へ矛先を向けたのか。

近いうちに反韓もいつの間にかなくなる。そのときはいつか?憲法改正が現実になるときだ。安倍晋三は国民生活や経済政策なんかどうでもいい。祖父である岸信介の悲願であった憲法改正を実現することが最大の目標であり、その他のことは憲法改正するための手段でしかない。

僕たちは政治がどうなろうと冷静に物事を判断しよう。海外のメディアが伝える情報をみれば正確な分析がされているし、日本のメディアでも日韓対立が起こった原因を詳細に伝えているところもある。

あとは、韓国人と積極的に話してみませんか。韓国への航空券は片道1000円と激安になっているから渡航しやすい。街を歩いて話してみて韓国人が何を考えているのか直接聞くと考え方が変わる。日本語喋る人多いからね。その流れで友だちになればすごく楽しい。 

無能な政治家とその取り巻き、大手既成メディアに騙されず、冷静になろう。

Seoul, South Korea