百姓日記

百姓をやるために田舎で生活しています。

雑感

西成は高齢者の終の棲家になった

<西成の昔と今> 昨日大阪に行ってきた。大阪といえば欠かせないのが西成。youtuberが西成の動画あげたりして一般人も観光がてら遊びに行くようになったとはいえ、まだまだ「スラム街」としてのイメージが強い。関西圏の友人は、西成という言葉を聞いただけ…

なぜ多くの若者はセックスを「めんどくさい」と感じるのか

<めんどくさいと感じる理由> TwitterのタイムラインをみるとEconomistの"many younger Japanese see sex a "mendokusai" or tiresome...が流れてきた。 Many younger Japanese see sex as “mendoksai” or tiresome. This is one reason why Japan's sex in…

ゴミは捨てちゃいけないの? きゅうり100円

日本には公共の場所にゴミ箱が少ない。オウム真理教事件のあとテロを防止するためゴミ箱がなくしてきたそうで、コンビニの前にあったゴミ箱も少しずつ減ってきている。買い物してゴミを捨てるときに捨てる場所がないから、自分で持ち帰ることになる。 すごく…

豪華客船に乗るんだ 短い旅と長い旅の使い分け

農作業を終えるといつものおじいさんが外に出て草刈りか庭の掃除をしている。一見すると微笑ましい光景に見えるが、普段おじいさんは外に出ない。いつ外出しているのか知らない。家の前にでるときはきまって自分が家に農作業を終え帰ってきたときだ。 都会か…

政治家になるのはなぜか

先日、自民党の穴見洋一議員が肺がん患者に対してやじを飛ばす事件があった。 www.asahi.com 彼は大分県1区選出の議員で、僕は1区ではないから関係ないが、県民として無能な議員を選んだことは恥ずかしい。反省もまったくしていないので本当に無能の一言で…

経済成長を知らない僕たち

2000年以後のGDP成長世界ワースト10で日本は堂々の2位。ただしシリアみたいに戦乱などで2000-2017のデータが不足している国は除外。リビア、イラン、ギリシャ…日本経済は内戦や経済破綻した国々と同じくらい停滞してるのよ。これだけでも日本政府・自民党政…

田舎の時給1000円

<時給が上がっている> 労働人口が減少しているからあっちこっちで人手不足になっているそう。まともに労働したことないんでよく知らないけど。 確かに、サービス業に従事している人や経営者と話すと「人が足りなさすぎる、募集かけても全然人が集まらない…

満員電車は地獄だと思う

【満員電車 大混雑】西武新宿線 朝ラッシュ 急行@鷺ノ宮 part5 通勤で満員電車に乗ったこと一度もない。旅行に行って乗ったことはある。見ず知らずの人と密着して全然身動きがとれない。みんなシーンとして自分の目的地が来るのを待つ。5分待つのでも1時…

飲むのが好きだ

僕らの年代は酒を飲む人が年上より少ない。若い子たちは更に飲まない。飲み屋に行くと、若い人たちもいるからアルコール人口は多いんじゃないかと思ってしまう。お互いいい感じで酔っ払って交流すると、「俺みたいに飲むやつは少ないですね」と言うパターン…

消滅集落にうるさい人はいない、いるのは寂しい老人だけだ

田舎は閉鎖的だ、老人が牛耳っている、新しいことがおきない、どれも嘘ではない。これらは中途半端に高齢化が進んでいる地域だけなんですよ。 誰か若い人が引っ越してこなきゃ消滅する集落にはうるさい人はもういません。彼らは静かに最期のときを待ち、自分…

日本に住む意味を考える

ーマクロ政経ー 財政赤字、超少子化、超超高齢化、劣悪な労働環境、持続困難な皆保険・年金制度、地方の衰退、政治的無策、挙げればきりがないくらい日本は衰退している。 安倍政権になり、デフレからの脱却、2%の物価上昇を目標に、アベノミクス3本の矢…

朝起きて気分がよければOK

<起きる> 晴れだ、快晴だ。気分がいい。早起きして日を浴びて、洗濯して外に干してご飯と味噌汁をたべて散歩する。最高の一日の始まりだ。具合が悪いときは朝起きるのが億劫で寝起きは最悪。ダルくて何もしたくない。ひたすら寝ていたい。 僕にとって健康…

勉強ができることとお金を稼ぐことは同じではないです

「田舎の優秀な子どもは東京の頭のいい大学に行き、大手企業、官僚などに就職します。そして二度と田舎には帰ってこない。」みんなが知っている典型的なパターンです。確かに事実ではあるけど、世の中は紋切り型で終わらないところがおもしろい。 優秀な若者…

朝型生活、バイオ

昔から夜更かしが苦手で朝の4時まで遊んで寝ても7時前には一度目が覚めてしまい、中途半端な睡眠になるので夜更かしすると次の1日が終わってしまう。たまにはいいけど、普段は朝日とともに起き、日が沈むとともに寝る生活をしていきたい。昼夜逆転の生活…

世間がどう動いても

ツイッターで政治に対する意見を頻繁にツイートしている。政治に興味があるからだが、実際はそこまで興味がない。社会がどう動くかに興味はある。でも、現実の自分にはほとんど関係ない。僕がやっている農業や日頃の活動は、自分自身のためにやっているだけ…

UEFA Champions League Final,Real Madrid starting lineup

いよいよ、6月3日、Cardiffでchampionsの決勝が行われる。今回マドリーが優勝するとリーグ戦になって初の連覇となる。連覇をするのはマドリー以外考えられない。サッカーフリーク、いやマドリーフリークの僕としては、早く決勝が見たくてウズウズする日々…

今年の流れについて

あけましておめでとうございます、本年もよろしくお願い致します。 昨年は、社会と己を切り離し、ひたすら労働に打ち込んだ一年だった。とくに8月の盛夏の記憶はなく朝から晩まで農業に打ち込んでいた。いわゆるブラック企業だったけど、精神は爽快で意思を…

自分の器を知ったら楽

今年、30歳になりいよいよ余生に突入した。これからの人生はおまけなのでますます好き勝手に生きていこうと思っている。 農業を基盤に生活した1年だったので、一般の人ととは違う世界がみえているのではと思う。人と接するわけでなく畑に篭もり黙々と野菜…

師走、お正月の準備をするのが好きだ

ハロウィンが最近流行っているみたいだけど、田舎にいたら全然関係ないしどうでもいいので興味がない。あと、クリスマスもどうでもいい。僕は昔からお正月の雰囲気や準備が好きで、クリスマスが早く終わって欲しいと願っていた。 25日のクリスマスが終わっ…

好きなことと嫌いなこと

自分の好きなことを並べてみる。 ダラダラすること 野菜の苗を育てて売ること 仕事のあとにビールを飲むこと 働かないこと 意味不明で謎な連中と遊ぶこと 強制力がない飲み会 美人な女性 皿洗い 猫とたわむれること マヌケな場所に行くこと ハイソな人たちの…

2015年も無事終わる

同窓会で昔の友人と会うと、自分とは全然違う世界に住んでいて、居心地が悪くても違いにきづかせてくれるのでありがたいです。例えば、結婚をして子供をつくって…、結婚をして転職をするのが信じられない、ローカルの話題とかかな。自分が生きている場所は全…

篭もる時期

寒くなってきたので、体がものすごくだるくて何もする気がしない。歩いたり走ったりするようにはしているけどだるさと寒さには勝てない。またこの時期が到来した。冬は普段よりもだるいので外に用事のときは充電をしないと無理です。暖かい場所に移動しての…

相対的貧困は問題ではない

人と比べてお金がある・ない、余暇を楽しんでいる・楽しんでいない、豪華な服を着ている・着ていない、高級な食事をしている・質素な食事をしているなど比べても意味がないもので世の中は溢れている。これらに共通するのは「飯を食えている前提」ということ…

変わること、変わらないこと

どこに住んでも生きることは同じだなあと思う。楽しいこともあれば悲しいこともある、悲喜こもごも。田舎にいても刺激的なことはあるし退屈なこともある。自分がどの視点で物事をみるかで違ってくる。成長すれば視点は思ってもみない変化をする。それが楽し…

反省と自己批判は必要なく時間の無駄だ

何か悪いことをすると反省をしろと学校や会社で言われたことがあると思う。真面目な人は自分の何が悪いのかを真剣に考え、自分なりに悪いところをみつけ自己批判する。何が悪かったのかを相手に伝えと、「もっとここが足りない」、「それでいいのか」とさら…

戦後体制の終わり

中国の脅威を煽っている人たちは、大勢の中国人が観光客として来日していることは知っているだろうか?日本だけではない、世界中の観光地は中国人だらけだ。 国際感覚に乏しい政治家、官僚、財界人は安保法案を成立させ衰退を加速させることになることを理解…

行雲流水

水が流れるように、風が吹くように、生きたいが、外部的要因で心を揺さぶられることがある。やるべきことをやって計画通り進んでいるときに、予想もしないことが起こると「これだけやったのになぜできないんだ」となり感情が高ぶる。理性や冷静さは失われる…

何をすればいいかわからない老人

農作業をしていると頻繁にちょっとしたトラブルがある。自分自身の作業トラブルなら対処のしようがあるうえ、技術の未熟から起因していることが多々ある。 他者とのトラブルは難しい。喧嘩をしたとかお金に絡んでといったわかりやすいことではなく「余計なお…

選択肢を知る

小林紀晴「アジアンジャパニーズ」の発展系が下川裕治「日本を降りる若者たち」「アジアの日本人町歩き旅」だろう。小林・下川の作品は外国にいながら日本、日本人に視点を当てる作品なので閉塞感がある。いや「あった」、過去形だ。昔はそうだった。今は少…

芸術家はご飯が食べられるから地方に移住する

芸術家を地方に呼び生活してもらう試みが行政・民間で行われている。地方に呼び込もうとしている芸術家とはどのような芸術家なのだろうか。一言で言ってしまえば「芸術で飯が食えない」芸術家だ。芸術で飯を食うのは難しい。芸術がなくても人は生きていける…